高校生平和大使
- 2020年08月22日
スイス・ジュネーブにある国連本部にて9月に開催される予定の国連総会に、核兵器廃絶を訴える「高校生平和大使」を送るため、街頭でのカンパと署名行動を行いました。
今年で23年目の派遣ですが、毎年全国の高校生に参加を募り、20人が派遣されます。
国連では、ロビー活動の他高校生による平和演説も行われますが、数年前から中国からのクレームで中止のままとなっており、さらに、今年はコロナ禍で総会自体の開催や各種演説のリモート化など懸念材料がありますが、これまで取り組んできた毎年の署名は、既に200万筆を超えており、今年も是非届けたいと努力しています。
この長年の取り組みは国際的にも高く評価され、18年、19年にはノーベル平和賞に連続ノミネートされました。
今年の派遣団に選ばれたのは、道内で3人の高校生ですが、道南から初めて遺愛高等学校3年生の「花輪美侑さん」が選ばれ、今日は本人もカンパ・署名行動に参加し、マイクで市民に訴えました。
私たちが出来ることは、あの戦争の惨禍や原爆の苦しみを風化させること無く若い世代に引き継ぐことです。
署名はネットでも可能ですので、一人でも多くの署名を集め彼女に託したいと思います。