鳩山新代表
- 2009年05月18日
小沢（前）代表の突然の辞任の後を受けて行われた「新代表選挙」。
衆議院議員、参議院議員による選挙は、党員やサポーターの声を反映していないとの批判もあったが、緊急時の対応ではやむを得ないものと思う。
各国会議員は「鳩山」「岡田」とそれぞれ期待する候補へ投票すると事前にマスコミの取材に答えていたが、鳩山（前）幹事長出身の北海道議員団も全てが鳩山氏への投票ではなかった。
国会議員であるが故に、国政を考えた場合、誰がふさわしいか逡巡されたものと思うが、私は、鳩山新代表が総選挙において民主党の躍進を確実なものとし、政権を奪取できれば「高橋はるみ知事」の言動にかなり変化が生じるものと思っている。
今まで、道議会対策にしても国会対策（各種陳情等）にしても自公中心で
進めてきたが、政権が交代し、そして首相が鳩山氏となれば嫌でも民主党に顔を向けなければならなくなる。
当然、道議会においても知事与党の自公ばかりではなく、野党である民主党・道民連合を無視できなくなるのである。
結果どのようになるか想像すると、今まで自公の支持の下に独裁的な手法で行われていた政策決定や予算配分が、民主の主張も踏まえた慎重な検討が行われることになると思われるのである。
そして、道内全選挙区で民主党が健闘し今以上に議席が躍進すれば、道政の奪還も現実味を帯びてくるものと思われる。
私が、鳩山氏が代表になればとの思いが強かったのは政権交代だけではなく、道政奪還と民主党道議の過半数確保に大きなインパクトを与えると確信するからである。
