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1党に与する組織の長(ブログ3802)

  • 2025年01月11日

 新しい歳の変わり、市内の各団体では新年交礼会や賀詞交換会などが賑やかに開催されています。

 つい数年前には「新型コロナウィルス感染症」が世界中を包み込み、日本においてもソーシャルディスタンスや三密防止で、人の集まることが敬遠されていましたが、昨年から徐々に解禁されたように開催が始まり、今年は、まったくコロナ禍以前に戻ったような賑わいです。

 さて、先日も函館市町会連合会の新年交礼会が開催されました。

 私は、議員になってから、この新年交礼会に声が掛かったことがありませんが、別に、その事を気にしていたわけではありません。

 函館市で言えば、国会議員から道議会議員、市議会議員など函館市を選挙区にしている各級議員がいますから、町会の連合体である町会連合会(町連)が、あの議員を呼んで、この議員を呼ばないとなどと言うことは有ってはならない事ですし、「声を掛けるのならば全員に、掛けないのならば全員に」、これが基本だと思います。

 ましてや町連は、函館市に住む住民の自治会であり、そこに思想・信条などを挟み込むことは御法度だと思います。

 ただ、単一町会の中には、町会長や副会長などに議員が就任している場合がありますが、その場合は、この交礼会も町会の役員としての出席で有り、その場での扱いは来賓でもなく、一般会員と同様で無ければなりません。

 さて、昨年行われた町会連合会の新年交礼会に、飛び入りという手法を用いて、ある党の国会議員や道議会議員がステージで挨拶をしたり、会場内を廻っていたそうです。

 このことについて会員からクレームが入りましたが、今年も昨年同様に特定の党の道議会議員が会場内を廻っていたそうです。

 その後、町連の最高責任者である会長が、クレームを入れた方に「いじめないでね」とこっそり言ってきたそうです。つまり、会長の確信犯であったと言うことになります。

 さて、この会長に、不偏不党・公正公平な認識の下で住民福祉を推進するという、組織の運営を期待できるのでしょうか。

 函館市民の多くが会員となっている地域自治会である町会の総とりまとめとしての自覚、さらに、町会も町連も、函館市民の税金の中から交付金という形で運営費を補助して貰っている団体であるという自覚があるとは到底思えません。

 今後も町連会長が態度を変えないならば、総会で真意を伺い、場合によっては辞職して貰うことも考えなければということでしょうか。


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