高橋とおる|北海道議会議員|公式ウェブサイト

　ブログ５５５で、北海道新幹線開通後における来道客と二次交通に関わる道のアンケート調査を基にした試算を掲載しましたが、日本投資銀行が行った北海道新幹線新函館・北斗開業における経済波及効果では、首都圏１都３県と宮城県から観光で年約９万７千人、ビジネスで年約３万２千人が増加し、年間約１３６億円の波及効果があると試算しました。

　観光とビジネスで約１２万９千人という数字は、単純に１日に換算しますと約３５３人、新幹線は１０編成ですから、１編成７３５定員の内、約３５人しか新しい来道客として増えないことになります。

　あくまでも平均値ですから季節変動等があるにしても年間約１２万９千人、日本投資銀行が行った調査ですからそれなりに重みがありますが、この調査が大きく外れ来道客が引きも切らないようにしなければなりません。