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10年は長い(ブログ3597)

  • 2024年06月07日

 国会は案の定と言いますか、自民・公明・維新の「厚顔無恥」と言いますか、ザルの編み目を細かくする事なく、今の編み目のまま「政治と金」を残存させたようです。

 よく「10年一昔」と言われますが、10年経てば大きな出来事も昔のこととして、記憶の遙か彼方に置かれてしまい、思い出すこともないという長い時間です。

 さて、賛成した議員は通常国会終了後、地元に戻って支持者に政治資金規制法の改正(?)を行ったと胸を張って話せるのでしょうか。いや、誰もこのことには触れず、口をつぐんだままでしょう。

 新たに、自民党から立候補される予定の方は、「私は、この問題とは関係がありません。もし私が自民党の議員だったら、もっと抜本的に見直すべきだと主張していたと思います。自民党を立ち直らせるのは、そういう若い意思と力です。」なんてことを言うのだろうと勝手に想像していますが、今の自民党に中にも若い議員がいるにも関わらず、そんな声を聞いたことがありません。

 つまり、私は違うと主張しても「朱に染まれば赤くなる」ということです。

 問題解決には、国政選挙で国民の怒りを見せつけ議席を大幅に減少させ、新しい政権の下で政治資金規正法を再度改正して行くこと意外にありません。

 さて、10年後と言えば、私はもうこの世にいないかも知れません。果たして見届けることが出来るでしょうか。


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