2013年新年にあたって
- 2013年01月01日
新年あけましておめでとうございます。
皆様にはつつがなく新しい年をお迎えになったものと、心からお喜び申し上げます。
さて、昨年は様々な面で思い出に残る年でした。
昨年末には、新聞などでも1年間を振り返っての記事が掲載され、そう言えばこんな事もあった、あんな事もあったと振り返ることができますが、私にとって一番の出来事は、やはり衆議院総選挙における敗北でした。
これほどまで「民主党」は国民から見放されたのかと思うにつけ、その判断の厳しさと今後の党再建の難しさを実感しています。
改めて、今後は地域において原点に戻った活動に力を注いで参りたいと思います。
さて、今回の総選挙で、道議会の議席バランスに変化が生じました。
自民党の道議が4人、公明党の道議が1人国政に転出したため、自民党が48人、公明党が7人となり、民主党は道議補選で1人増え38人となります。
与党が55人、野党が45人(民主党38人、中間会派フロンテイア4人、大地2人、共産1人)の議会構成は、まさしく公明党がキャスティングボードを握ります。
環境、福祉の党を標榜している公明党の皆さんが、原発や社会保障について私どもと連携していけるなら、様々なことが今までとは違う様相となってくるものと思います。
そういう意味において、今年の道議会は変化の年となる可能性を秘めており、課題ごとの会派間交渉は大変重要となってまいります。
これらの条件の下、少なくとも地方政府としての北海道だけは、民主党の原点である「市民が主役」の政治を推し進め、リベラルな勢力としての民主党北海道を再構築してまいりたいと思います。