25%で全てが決まる
- 2015年04月27日
市長・市議選挙が終わりました。
市長選は、工藤現職市長の圧勝となったことから、大間原発訴訟はこのまま継続することになり、まずは一安心です。
相手候補は、訴訟の取りやめと、国との話し合いによる解決を公約としていましたから、もしも市長選挙に異変があると、大間原発は国の思い通りになってしまうところでした。
さて、市議会選挙ですが、当選されたそれぞれの候補の方にとっては悲喜こもごもの開票結果だったのではないかと思います。
意外と票の伸びた方、逆にご本人の思いとはうらはらに票が伸び悩んだ候補の方、私も含めて、選挙は実にシビアです。
さて、最近はどの選挙であっても函館の投票率が低迷し、50%前後となっています。
これは、国政選挙や知事選挙でも同様の数字となっていることから、投票に行かない方が固定化され、どの選挙にも行かないということになってしまったような感がします。
分しか投票に行かない中で、衆議院や参議院の代表が、その半分の投票率の過半数、いわゆる半分の半分、4分の1=25%の票を獲得すると、その地域の代表として国会で国政を担います。
同じように知事選挙や、市長選挙も約25%の方々の支持を受けた方に、100%全ての国民・道民・市民の方々の生活を委任することになります。
厳しいことを言うようですが、投票に行かない方々は国が何を決めようが、道や市町村がどのような制度で皆さんを縛ってしまおうが文句を言える筋合いではありません。
全ては自らが選挙に行かなかったことに起因しているからです。
政治は皆さんの生活に非常に密着しています。
全ての方々は、政治によって決められた制度の中で生活しなければなりません。
集団的自衛権の行使や、大間原発、泊原発、年金、介護制度、物価等全てがそのとおりです。
言わずもがなですが、選挙には必ず投票所に行き、大事な1票1票を行使して、皆さんの声を、その思いを1票に託していただきたいと思います。