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3年目を迎えて

  • 2014年03月11日

 入院していた義母が意識不明となったことから、ブログを少しお休みしていました。

 今日で、あの忌まわしい東日本大震災から3年目を迎えました。

 11年3月13日のブログでは、津波の被害のことに触れ、12年3月11日のブログではガレキ処理の問題に触れ、13年3月11日のブログでは安倍総理の原発再稼働について触れました。

 この10日ほど、マスコミでは3年経過した現地の状況と、被災された方々の避難生活の辛さを伝えていますが、カメラの目では現地の復興が少しずつ進んでいるようには映っていても、被災された方の目には遅々として進んでいないように映っていると思います。

 そして、心の復興へのサポートは全くと言って良いほど見えてはいません。

 被災された方と、そうでない方とは「3年」の考え方にギャップがあるのではないかと思いますし、私自身も問われれば答えに窮するはずです。

 果たして、復興のゴールはどこにあるのでしょうか。

 津波災害の復興は土木、建設関係を手が打つことができますが、原発事故の復旧は時間軸の単位が別次元のものとなっています。

 言葉を変えれば、想像のできない長い期間が必要ということで、ゴールは全く見えていません。

 3年目を迎えてもなお被災地は被災地のままであること、私たちもこの日を迎え、この現実を新たに心に刻まなければなりません。


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