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4人に引導を

  • 2021年09月04日

 菅氏が総裁選不出馬を決めて1日が経った今日の新聞は、「追い込まれ」や「自滅」、「四面楚歌」などの言葉が紙面を賑わしていましたが、要は、自分の打つ手が行き詰まり政権を「投げ出した」ということです。

 2代続けて自分勝手な理由で、国民不在の政権丸投げです。

 1年前には菅氏を支えると言っていた各派閥の重鎮A・A・N達は、政界の匂いを嗅ぎ分けて機を見るに敏な対応で、手のひらを返したように菅氏を追い詰めました。

 これが、責任有る政党と自負する自民党の真の姿です。

 今回の菅氏の最後の姿を見て、国民も派閥領袖の素顔や同床異夢の党役員や大臣達の言動にいたたまれない気持ちになったと思います。

 しかし、権力が地に落ちたとは言え総裁選挙までの1ヶ月間は、菅氏が総理大臣としてコロナ対策を牽引しなくてはなりませんし、本人も投げ出した理由に「コロナに専任?(専念)したい」と話していました。

 しっかりと、新規感染の抑制と医療環境の改善、ワクチン接種の遂行などを行って欲しいと思います。(河野ワクチン担当相は、総裁選が忙しくワクチンどころではないと思いますので。)

 総裁選が終わったら自民党は新しい顔で総選挙と言うことになります。

 さて、国民は今回の主役達にどのような審判を下すのでしょうか。

 神奈川県第2区(横浜市西区・南区・港南区)の有権者の皆さんは、菅氏に政治家として何を期待するのか?いや、そもそも菅氏は衆議院選挙に立候補するつもりなのか?。

 立候補して何を有権者に訴えるのか?

 これ以上晩節を汚さず、引退するのがご本人のためだと思いますが・・・。

 裏で暗躍した、長期政権A氏の山口県第4区(下関市・長門市)の有権者は、モリ・カケ・桜や河井克行・案里夫妻が有罪となった本丸の1億5千万円など、疑惑だらけの張本人にまた議席を与えるのか。

 もう一人のA氏、福岡県第8区(直方市・飯塚市・嘉麻市・中間市・宮若市・遠賀郡・鞍手郡・嘉穂群)の有権者は、自らの政権を短命に終わらせ、口を開けば失言、人を馬鹿にした上から目線の政治家を、地域の代表とすることに何も感じないのか。

 最年長のN氏、和歌山県第3区(御坊市・田辺市・新宮市・有田郡・日高郡・西牟婁郡・東牟婁郡)の有権者は、老害と言われて久しい方をさらに選出し続けるのか、はたまた幹事長という立場を利用して三男を世襲させ、隠然と権力を維持しようとする方の片棒を担ぐのか。

 賢明な有権者は、改めて日本を我が物のように食い潰してきたこの4人に引導を渡すべきでは無いのでしょうか。


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