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4回目のワクチン

  • 2022年05月02日

 コロナウィルス感染症に対する4回目のワクチン接種が話題となっています。

 政府は4回目の接種について、「60歳以上の高齢者と18歳以上で持病があるか肥満など重症化のリスクが高いと医師が認めた人に限る」とワクチン接種に条件を付けました。

 オミクロン株では感染率は高いものの重症化率が低いため、感染しても無症状、軽症が多い若い世代にはメリットが薄いと言うのがその理由のようです。

 5歳以上の幅広い年代に接種してきた3回目とは大きく方向転換した内容ですが、それで果たしていいのでしょうか。

 この条件では、4回目の接種対象者に医療関係者や介護施設関係者が含まれていないことになります。

 医療関係者や介護関係者の多くは60歳未満ですが、日常的に感染者や濃厚接触者に接する、又は感染リスクの高い高齢者を日々介護する仕事に従事している方々です。

 それだけでは無く、エッセンシャルワーカーの中にも接種を希望する方がいるものと思います。

 中国では上海に続いて北京も感染者数が爆発的に拡大し、住民が家から出られないロックダウンがニュースとして伝わってきています。

 日本でもフルオープンの連休で、人流や多人数での飲食が想定以上に多くなっており、第7波が心配です。

 4回目は条件内の方々だけでは無く、医療、介護関係者、エッセンシャルワーカーで希望する方々にも門戸を開くべきでは無いでしょうか。


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