HG(ブログ3536)
- 2024年04月08日
北海道の地方新聞を賑わす国会議員。それは「長谷川岳氏」。
これだけ新聞に連続して掲載されれば、選挙公報以上の効果が有るかも知れません。
長谷川岳氏の官僚へのパワーハラスメントは、もはや異常とまで言われるほどになっています。道は、知事が各部長へ長谷川氏のパワハラについての調査を行いました。
幹部職員への言葉での威圧は数知れず、その度に道の幹部職員が東京へ出張して、お詫びや説明を繰り返すことのなります。幹部職員では、前ゼロカーボン推進監が25回、前水産林務部長が20回、前副知事が10回、前観光振興監が7回だったことも明らかになり、その他にも調査範囲を広げると知事は話していますから、次長級や局長級まで含めて、まだまだ数多くの被害者が現れることは必至と思われます。
そして、この4人の方々は、その人生も大きく狂ってしまったかのようです。
まず、経済担当の前副知事はその任期を2年残して更迭、前ゼロカーボン推進監はまだ若いにもかかわらず自ら職を辞しましたし、前観光振興監は閑職へ異動、水産林務部長は退職。水産林務部長は定年ということもありましたが、国会議員への対応に嫌気がさしていたことは確かだろうと思います。
長谷川岳氏のパワハラは霞ヶ関でも有名で、茂木氏と長谷川氏はその両横綱として官僚の間では二人への対応についての「取説」が用意されているとか。航空会社と同じく、その対応には手を焼いていたようです。
長谷川氏は、「東京へ呼びつけた認識は無い」と話していますが、本人にその自覚が無くても、クレームを付けられれば、機嫌を損ねないように飛んでいくのが地方自治体の官僚です。したがって、それを当たり前のように受け止めていた長谷川氏の言い訳は、自己弁護にしか聞こえませんし、これからも彼の性格は変わらないでしょう。
道庁内でも「HG」と言えば誰のことか分かる隠語となっています。
H→長谷川、G→岳、つまりHGは長谷川岳氏のことを指します。
最近では、霞ヶ関の官庁内でもHGで誰かが分かるようです。