高橋とおる|北海道議会議員|公式ウェブサイト

　昨年末の突然の解散により、議員立法によって提出された「ＩＲ（カジノを含む統合型リゾート）法案」がまたもや廃案となりました。

　今年度ＩＲ誘致のための調査費として２，０００万円を計上し、知事自らシンガポールの「ワールドリゾート・セントーサ」に視察に行き、道内８カ所で市民向けのフォーラムを開催し、北海道型ＩＲ構想を検討させていました。

　今後、国会での審議がどのようになるかは予想できませんが、安倍総理が成長戦略の一つとして位置づけていますので、誰がなんと言おうと思っていることは突き通すという性格から、国民がギャンブル依存症などの負の社会的影響を懸念して反対しようが、関係なく進めることになると思います。

　国会の状況は別にしても、知事は道の予算にＩＲ調査費を計上してまで「北海道型のＩＲ構想」を検討し、道民に示すとされてきたのですから、その内容を明らかにして、道民の議論に供すべきですが、まさかこれも、原発同様に知事選終了までうやむやにすることの無いことを祈ります。