JR開業準備
- 2014年02月24日
新聞に「JR開業準備大丈夫?」という記事が掲載されました。
北海道新幹線新函館駅(仮称)開業まで2年あまりとなりましたが、その前段に明らかにしなければならないことが何も決まっていません。
新聞によると車両のデザイン、列車名、新駅名、列車編成などについて決まっていないことが載っていました。
掲載のとおり、とりわけ、国内外にアピールできるイメージ戦略を、様々に展開する素材がが全くと言っていいほどありません。
このことに対して、道に申し入れても「今はJR北海道も改善命令や道警が捜査に入っているから、難しい。」と言うに留まっています。
その問題と、新幹線開業に向けた準備は別物であり、JRの全ての問題がクリアーされなければ、新幹線には手がつけられないのであれば、道は新幹線開業を先延ばしするのか見通しを含めた判断をしなければなりません。
前代未聞の不祥事やトラブルが続いたのですから、安全性の確保は今後のJR北海道にとって重要な事であることはその論を待ちませんが、北海道が新幹線開業に対し全く主体性を持たないということは、千載一遇のチャンスに何の手も打たず、ただ見過ごすということです。
2年後、この時期の無策が、北海道経済と観光にぬぐい去ることの出来ない汚点を残すことを危惧します。
国内の観光自治体は北海道の無能さを高笑いするでしょう。