N国党と丸山議員
- 2019年07月27日
とんでもない政党が現れました。
今回の参議院選挙で、「NHKから国民を守る党(N国党)」という政党が比例区で987,885票を獲得、政党要件である得票率2%を確保し、1名の当選枠を確保しました。
立花孝志代表は130,233票で当選、政党要件も満たしたことから、さっそくNHKの日曜討論などに出演が出来ると思いきや、NHKは、「2%の得票率に加え、5人の所属議員という条件を満たさない政党はテレビには出演させない」と言い出し、あくまでもN国党の出演を拒否する立場を鮮明にしました。
このNHKの態度にN国党の立花代表は、それならと、北方領土訪問の船の中で泥酔し、「北方領土は戦争で奪い返すしかない」とか「おっぱい、おっぱい」「女を買いに行く」と発言し維新の党から除名され、この間雲隠れをして公の場には全く姿を見せない、あの「丸山穂高氏」にN国党の入党を打診したほか、元秘書への暴言や暴行が週刊誌で報じられ、自民党から離党勧告や除名の声が出ている石崎徹衆議院議員、その他にも無所属議員をターゲットにして入党を働きかけるようです。
自らの失態で所属党から処分を受け、次回の選挙では落選が確実視されているいわゆる落ちこぼれ議員に声をかけ、なりふり構わずNHKの討論番組に出演することに固執する立花氏。
NHKの体質や受信料については私なりに考えもありますが、必ずしも立花氏とおなじではありません。
しかし、国会議員の資質や倫理などどうでもよいと考え、やぶれかぶれの行動をとるこの方が、今後6年間もの間国会議員として好き放題に行動することを考えると、N国党に1票を投じた方々の思いとは違う方向へと向かうのではないかと危惧してしまいます。