14年3月26日(水)
- 2014年03月26日
昨日の意見交換を踏まえて、今日は幌延深地層研究施設とPR館「夢・知創館」を視察しました。
迎えてくれたのは、JAEA(独立行政法人:日本原子力研究開発機構)の藤原総務課長と藤田主任研究員のお二人で、まずは会議室にてレクチャーを受け、参加者を2班に分け、つなぎ作業服にヘルメット、長靴・軍手に着替えて坑内へ。縦坑140m地点で内部の説明を受けました。
坑道は、3~4mほどの幅で長さも20~30m位で、壁はコンクリートを20cmの厚さに吹き付け、そこに地層内部の水の流れや水圧を測定する計器、岩盤の圧力を測定する計器などが取り付けられ、また、ガス発生に備えてのダクトや空調機器などが配置されているだけの構造でした。
地上に戻って、PR館にてガラス固化体とスキャナー、緩衝材の模型、埋設方法や模擬坑道体験施設などを視察し、会議室にて質疑を行い調査を終えました。
帰りには、国道沿いに立ち並ぶ風力発電施設を視察し、また、約6時間をバスに揺られて札幌に着き、最終のJRにて函館への帰路に就きました。